円安・株高が急ピッチで進んでいる。

特に平均株価はバブル経済絶頂期の
1989年以来の9週連続の上昇で、
株式市場は「アベノミクス景気」に沸いているが、
この相場は普通の経済理論では説明できない。
金利がゼロに張りついている現状では
日銀が物価を上昇させる手段はない。

財政支出の効果が乏しいことも、
前の自民党政権末期に証明済みだ。
ではなぜ為替と株が
大きく動いているのだろうか?
円高が続いた最大の原因は、
デフレによって円の価値が
相対的に上がったことだが、
日銀がいくら追加緩和しても
インフレにならないので
円高も是正できなかった。
ところが安倍氏は、
わずか1カ月で日銀の見果てぬ夢だった
円安とインフレを実現した。

彼は奇蹟を起こしたのだろうか?
これまで円が割高だったのは、
ユーロ危機で投機筋がリスクを避ける
リスクオフのモードだったためと言われる。
ギリシャなどの財政が破綻すると
ユーロが暴落するので、
比較的安全な円に逃避したのだ。
それが2012年後半にECB(欧州中央銀行)が
各国の財政支援を約束したことで、
一時的に財政破綻の危機が遠のいた結果、
円やドルからユーロに資金が環流する
リスクオンに変わった。

それがたまたま
安倍内閣の誕生と重なったのだ・・・
というのが多くの市場関係者の見方。
トレンド的には実質実効レートは
今より2割ぐらい下げてもおかしくない。
つまり1ドル=110円ぐらいになる
可能性があるのだ。

日本の化石燃料輸入額は
年間20兆円を超えるので、
1ドル=110円になるとほぼ4兆円増える。
これだけでGDP(国内総生産)が0.8%吹っ飛び、
金融緩和の効果を打ち消してしまうだろう。

資産家はすでに外貨に資金を移動し、
金や不動産などの実物資産も大人気だ。
こうした資産バブルとその崩壊で何が起こるかは、
日本人も1980年代に体験した。
あのときも「円高不況」を是正するために
日銀が過剰な低金利を続けたのが原因だった。
さらに今度の補正予算のような
バラマキ財政を続けていると、
そのうち長期金利が上昇するだろう。

そのとき日銀が国債を買うと、
市場は「財政が危ない」と見て、かえって
国債が暴落して金利が暴騰するおそれがある。
これが国債バブルの崩壊である。

今のところ長期金利が落ち着いているが
この状況がいつまで続くのだろうか。
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