
老後資金の準備をしなければ…。

多くの人が“老後のお金”
を意識してはいる。

個人により
意識レベルの違いは大きいが、
何をすればいいのかわからず、
問題を先送りしている人も少なくない。

具体的な金額を見ていないからだ。
何の備えもなければ、
生活が破綻しかねない。

いったいいくら必要なのか、
老後の生活をイメージして、
試算してみるのが第一歩だ。

老後への備えを考えるに当たって、
「最も重要なのは、老後の
基本生活費を試算し、把握すること」
である。

実際にいくらかかるかは
世帯によって大きく違うが、
一例として、
総務省統計局の「家計調査」(2011年度)
から平均的な老後の生活像を見てみる。

夫65歳・妻60歳以上の夫婦・無職世帯では、
月々の支出額は26万5000円。
(税金や社会保険料などを含む)
収入は、9割以上を年金に頼る形で、
22万2000円だ。

つまり、収支は毎月4万3000円の赤字である。

足りない分は貯蓄などの取り崩しで賄う。
仮に退職後の生活が30年続くとすれば、
取り崩し額は計1548万円。
35年なら1800万円を超える。

ちなみに、家計調査で50代2人以上の
勤労者世帯の平均支出額は45万7000円。
生活水準が高い場合、
老後の支出額もより大きくなる。

ある程度、余裕のある生活をするには、
退職までに約3000万円、
家のリフォームや
自動車の買い替え費用といった
非日常の支出まで計算に入れると、
3500万〜4000万円程度の
蓄えが必要。

まずは、自分の老後の収支を試算してみて、
不足額を明らかにしてほしい。
それが、今から貯蓄や運用で
確保すべき目標金額となる。


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