
行動経済学者は
人間の過ちを研究する。
人はしばしば、自身のためにさえ
最良の選択をし損ねる。

他人のために最良の選択を
できると思う方がおかしい。

使い道のない小物や
趣味の悪いネクタイなどを
もらったことがある人なら、
クリスマスプレゼントで
選択ミスがあり得るのを知っている。

どんなに一生懸命選んだプレゼントでも、
あなたが払った金額に見合った評価を
もらえないこともあるだろう。

「Scroogenomics(スクルージノミクス)」
の著者でミネソタ大学の経済学者、
ジョエル・ウォルドフォーゲル氏によれば、
米国民が毎年
クリスマスプレゼントに費やす金額は
計650億ドル(約5兆3230億円)前後に上る。

ところが、もらった人は、
プレゼントの価値を実際より20%程度
低く評価するのが普通なのだという。

気に入らない物をもらうのも困るが、
贈る方も懐が無駄に痛む。

この厳しい経済環境で
これは避けたいところだ。
いろいろと気を遣うプレゼントの
習慣を廃止するのも一案だが、
ウォルドフォーゲル氏らは
友人知人が選んだ慈善団体に
彼らの名前で寄付することを提案している。

クリスマスの精神に
ぴったりの方法ではないか。

なかなか耳の痛い話だが
誰もがこれを考えてしまうと
クリスマス商戦がマヒしてしまう。
一緒に選ぶのがいいのでしょうか。。。

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