金子由紀子さんの記事より。
前回の続き。
ボイルさんがお金を使わない生活を始めたのは、
貧困のためではない。
大学で経済学と経営学を学び、
食品業界で実際に働いた経験のある彼は、
生産と消費が遠くなることによって、
人々が過酷な競争にさらされ、
ますますお金に振り回されつつある現状に疑問を感じ、
一石を投じようとしたのだ。
お金をまったく使わない生活なんて、
非現実的で逃避的な行動に思えるかもしれない。
私たちの生活は、その多くを
お金に頼る構造になっているから。
しかし、お金の力があまりにも拡大し、
絶対的なものになってしまったため、
多くの人がお金がないことを
「無力で恥ずかしいこと」
と思い込んでいるが、それは違う。
お金がないことは、不便かもしれないが、
それがすなわち無力なことでも、
恥ずかしいことでもない。
昔のように、
勤勉さが素直に収入に反映されなくなった今、
特にそう言っていいだろう。
私たちは本来、
お金に頼らなくても大丈夫な、
さまざまな能力を備えている。
いろいろなものを作り出す力、
さまざまな問題を、知恵と工夫で乗り切る力、
1人では不可能なことも、協力し合って成し遂げる力。。。
それを、ボイルさんのように、
お金を使わないことで取り戻し、
お金という価値観をリセットすることには、
大きな意味があるのではないか。
お金を使わないことで、
見失っていたいろいろなものが
見えてくるかもしれない。
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