第1章より引用。

「シャブ漬け」状態の日本
借金というのは麻薬のように
習慣性があるようだ。

まじめに自分の収入の範囲で
やってきた人が、
ある時に収入を
超えた生活を始める。

当然、足りない部分は
借金をしなければならない。
最初は少しだけにして、
すぐ元の生活に戻ろう・・・
と強い決意をするのだが、
次第に「借金慣れ」をする。

そしてやがてその人の生活は
「お金が足りなければ借金で何とかする」
に変わっていく。
顔つきが変わり、
言葉遣いもいい加減になり、
次第に生活はすさんでいく。

そして
「借金地獄のお決まりのコース」
に転落する。
借金で庶民が破滅するのは、
まず「借金を返すために借金をする」
ことになり、
ついには
「人から借りた借金を
返すつもりもなくなる」
という状態になるからだ。

今では日本の政府は
もっとひどい症状に陥っている。

政府は1年に約30兆円の
新しい国債を発行し、
これも1年に100兆円を超える
「借換債」(すでに出した国債が
返せないのでその代わりに出す国債)
を出している。
国の収入は租税や印紙などで
約50兆円しかないのだから
30兆円の借金でも異常なのに、
100兆円も借金の返済を
繰り延べるための借金を
しているのだからすごい。
完全な破綻だ。

人ごとではない。

自分たちの政府である。

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