【経済的自由への旅】より。

ロバート・キヨサキは
「金持ち父さん」シリーズのなかで、
よく税金に言及している。

金持ち父さんの教えは一言でいえば
「自分のお金をいかにコントロールするか」
についてでるが、
税金について繰り返し気をつけるように言うのは、
税金があなたの支出の中で実はいちばん割合が大きく、
簡単にはコントロールできないものだから。

国があなたのポケットに手を入れて
お金を抜いていってしまう、
とまで表現している。

日本のサラリーマンの場合、源泉徴収、
つまり給与からの天引きで納税しているため、
あまりその実感はないかもしれないが、
確定申告をしてみると
その額が痛みとともに理解できる。

日本では所得税などに加えて、
消費税が車や住宅などの耐久消費財から
日常消費する食品まで等しく5%課税され、
結果として低収入層に対しての
課税率が高くなり不公平だと批判されている。

現在の消費税税率5%のままでさえ、
低所得者層では実は世界でも最高レベルの
税率になるのではと指摘されているほどだから、
これが8%、10%と上がっていったとき、
景気はいったいどうなってしまうのかがとても懸念される。

もちろん、税金は国を運営に必要なものであるから、
まったくゼロというわけにはいかないのも当然。
しかし、税金が国民生活を
圧迫するようでは本末転倒だし、
本当に無駄なく適切に
使われているのかも気になるところ。

国の行政機関、
つまり東京の霞ヶ関にある各省庁は、
もちろんよりよい国民生活を実現するために
尽力してくれているのでしょうが、
それがわたしたち国民の意向とずれてしまう、
といったことも起こりえる。
官僚組織の拡充や天下り先となっている
と指摘される各種公益法人や協会、
財団などの拡大傾向は、
そうした動きのひとつであろう。

そうしたことにも
私たちがおさめた税金が使われているから、
きちんと使い道を監視していかねばならない。

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