
山口県山口市にある
夢のみずうみ村デイサービスセンター
で目にした光景。

大ホールにおじいさん、
おばあさんが集まってくる。
そして、花札、ルーレット、
ダーツ、輪投げなどを始める。
みんな真剣そのもので輪投げが
的のポールに刺さると「ヤッター」
という歓声の声があがる。

そのイキイキとした姿をみていると、
この人たちが認知症だとは
とても思えなくなってくる。
登録者が約500人という大規模施設で、
1日平均約100人の利用者が通ってくる。
夢のみずうみ村の介護の最大の特徴は
「介護しない介護」
「引き算の介護」
であることだ。
人間の根本的な生きる原点は、
自分の思うようにしたいということ。

その意思を引き出すため、
できることは自分でしていただく。
夢のみずうみ村代表はこのようにいう。
昼食がバイキング形式なのも、
自分の目の前に好きな食べ物があれば、
自分で手を出して取ろうと
するようになるからだ。
ほとんどの施設では、
皆で一緒に歌を歌ったり、
体操をしたりといった
集団同時一斉方式をとっている。
そのほうが効率的で
職員は楽かもしれない。
しかし、
利用者のなかには面白くない
と思っている人が少なくない。

こうしたお仕着せの介護は通用しない。
そうやって自立を促していくことで、
夢のみずうみ村の利用者の要介護度は
劇的に改善している。

以前本ブログでも書いたが
ワタミの渡邉美樹会長も
同じことをおっしゃっていた。
これが本当の顧客満足の形だと思います。

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