金持ち父さんの「勝利の公式」より。

昨日の続き。

今後の見通しに関して、明らかに察しがつくこともある。
これからも各国政府がお金をどんどん刷っていくということ。

それに伴って紙幣に対する信頼がさらに失墜し、
代わって金価格や銀価格が上昇するだろう。

原油の高騰は輸送コストなどにも影響を与え、
インフレ(貨幣価値の暴落)が進行すると見られる。

ところで、キヨサキさんは日本のことをかなり危惧している。
周知のとおり、赤信号が皓々と光る欧州のみならず、
世界の牽引役である米国や中国をはじめとする
新興国の経済にも黄色信号が点っている。

そして、日本も共倒れとなりかねないからだ。
そのような状況に陥った際に重くのし掛かってくるのは、
「日本が世界的な負債(財政赤字)大国で、一般の国民が
無意識のうちに膨大な借金を背負わされている」
という揺るぎない事実だ。

今のところは日本国債がむしろ資金の逃避先となっているが、
いったんクレジットに傷がつけば、その流れは一気に逆流しうる。
当然、そうなれば円の価値も失墜するだろう。
にもかかわらず、「お金のために働く」という
貧乏父さんの生き方を続けていても、
報われる可能性は極めて低いと言わざるをえない。
一刻も早く「お金を働かせる」という金持ち父さんの発想に転換し、
より大勢の人たちがハッピーな人生を手に入れてほしい
とキヨサキさんは切望している。
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