
給与振込や預金、住宅ローンから資産運用、生活保障まで…。
規制緩和によって投資信託や保険商品なども
窓口で販売できるようになった銀行。

わたしたちの生活設計において
必要なサービスを銀行に一本化できるようになり、
利便性が高まるものと期待された。

しかし今、窓販対応にはFPなど専門家から
厳しく批判的な視線が向けられている。

いったいどんな問題があり、
わたしたちはこれからどのように
銀行とつきあっていけばいいのか。

日経新聞記者がいくつかの銀行をまわったところ
「手数料が高くて銀行が儲かる商品」を薦められた。

顧客の生活設計や運用の目的すら聞かない。

まあ、預かる資産が何の目的でどう運用すべきかは、
銀行には関心がないのだろう。

専門家は、決して窓口で即決してはいけないと注意喚起。
その上で、説明内容の検証のためにやりとりを録音するよう勧める。
録音機を見せれば相談員もおざなりな対応をできない。

相談員が話すまま聞いていては
セールストークに飲み込まれてしまう。
窓口は質問や確認をする場所ととらえ、
教えてもらおうという発想を排除すべき。

そもそも資産運用は何か目的があるからするもの。
自分のライフプランにあったマネープランを立て
窓口では確認する程度としたいところ。
そして日本の銀行に固執することなく
時間をかけて世界規模で投資先を決めてみては。。。

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