ジム・ロジャーズ氏の独占インタビュー。

投資家は何を不安視?
という問いかけに対しロジャーズ氏は
もはや救済措置がどうかという問題ではない
欧州の政治家が問題を先送りし債務を肥大化させている
(国債利回りの上昇は)そういった事態に対する評価だ
欧州諸国の債務は膨れ上がる一方
エストニア以外の国々の債務は肥大化を続け状況はさらに悪化する
さらに世界経済の先行きについても悲観し
もっとも堅調に見えるアメリカの株と債権
さらには日本株への投資についても
消極的な姿勢を示した。

欧州の債務問題などで
2013年には世界的に景気が減速し
2014年にはさらに悪化するだろう
アメリカは今後最も投資に適さない場所だと思う
ただ通貨は別格で私はドルを保有している
投資に適さないのはアメリカ株と債権だ
(日本については)
我々は景気の先行きを心配し対策をとっている
震災後は日本株を買ったが今は日本への投資はしない
今後1年ほどはさらなる円高もあり得るので円は保有している