「複合連鎖危機」時代の経済リテラシー学より。
アメリカやヨーロッパなどどこの地域でも
生き残るメガキャリア(国際的な大手航空会社)
というのはせいぜい3社。
自滅してしまったJALの資本や人材、路線を、
ANAに引き継ぐことによって、
ANAはメガキャリアになるチャンスがあった。
しかしJALを救済したことで、
そのチャンスをみすみす逃した。
アジア・太平洋地域で三つのメガキャリアを考えた場合、
一つはシンガポールやタイを中心とする地域。
もう一つは香港や中国を中心とする地域。
残るのは東アジアで、ここには今、
ANA、JAL、大韓航空、アシアナがいる。
ANAがJALの遺産を引き継いでいれば、
アジア・太平洋地域のメガキャリアになれるチャンスがあったのに、
それを政府がつぶしてしまった。
ゾンビ企業を救うことによって、
日本の産業を弱くしたと言える。
なんとも厳しいが竹中さんらしいお考えだ。
しかしこうも言える。
JALを退職した人によって
いくつかのLCCが生まれてきた。
日本から世界に誇れるメガキャリアが
生まれることは大変結構なことだ。
しかし我々庶民にとっては
LCC市場が活性化する方が幸せかも。。。

