石田衣良さんのエッセイより。

震災からの復興は、遅れている。
しかし、行政や官僚を責めようとは思わない。

いつからか、我々は政と官を
ディスカウントストアのように扱うようになった。
最小の負担で最大のサービスを求める。

その結果、低負担で高福祉の国となった。
それでもまだ「サービスが足りない」とか
「税金が厳しい」と文句ばかり言っているのだ。

駄々っ子のように国に頼るのは
そろそろやめたほうがいい。。。

行政だろうが官僚だろうが、
人間にできることなどたかがしれている。

畏敬の念を忘れずに自然とつきあい、
自分の身はなんとか自分で守る。
地震はなるようにしかならない。

それ以外、地震国に住む人間になにができるのか。
結局、いざというときは自分のことで精一杯。
国民を助ける余裕なんて官僚にはないだろう。
国も会社も助けてはくれない。

我々にできるのは最悪の事態が起こっても
途方に暮れないように準備をするだけ。
自分の体も資産も自己責任で守りましょう。

おススメの関連書籍はこちら

★橘玲さんの書籍★
★大前研一さんの書籍★
★藤巻さんで検索★




