低価格でも満足度が高い物件を提供する事ができるのか？
この業界の不透明などんぶり勘定の料金システムを打破すべく
アキュラホームでは材料費に加え、工賃、人件費も含めた
トータルでコストをコントロールしてコスト削減を行なっている。
また、アキュラホームでは全社員が定期的に販売した家を訪問し
快適に住むためのアドバイス「家守り活動」を行なっている。
本システムを12年前に導入したある会社では
コストの無駄を省く事で価格競争力が増し、
受注も増えショールームを持つまでになった。
宮沢さんは本システムのノウハウを他社に公開し
「日本の高い住宅」のイメージに革命をもたらしている。
宮沢さんのミッションはまだまだ続く。
今後大手住宅会社の驚異になるのでは…
村上龍さんの編集後記
とくにバブル崩壊以降、
「戦後日本は経済的には豊かになったが
精神的に貧しくなった」などと
よく言われるようになった。
だが、本当に経済的に
豊かになったのだろうかと
疑問に思うときがある。
就職し、結婚して、子どもを授かり、
家を建てる、という
人生の基本ともいえることが、
年々むずかしくなっているからだ。
宮沢さん率いるアキュラホームは、
叩き上げの大工だけが持つ
知恵を総動員して、
「家」という家族の拠点を
再生しようとしている。
住宅を、より身近で、
より公正なものとして
よみがえらせる。
まさにそれは
「庶民の夢の再構築」であり、
「革命」に等しい事業だと思う。
庶民の夢、再び…
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